
良かった点
一触即発!狼人間パニック
「こういうのを待っていたんだ!」というイベント。
狼人間が登場したら、狼に変身する。
当たり前の期待に応えることって本当に大事なことだと思います。
また、イベント中はレシピを確認できない仕様も、
賛否があると思いますが、緊張があって私は好きです。
それぞれの種族にこんなイベントがあればもっと
楽しかったですが、それはさすがに欲張り過ぎですね。


”種族間の差別”もテーマの1つになっていました。
しかし、もっと漫画っぽい、種族の特徴を活かした狼人間の様なイベントの方が好みでした。
”種族間の差別”は世界観の深掘りにはなるけれども、
その構造は現実にあるものと変わらないですからね。
会話演出の良さ
やっていることは、ノベルゲームですが、会話演出に臨場感があり、文章を読まされてる感が少なかったです。
キャラクター同士の会話に用いられるコマ割り。
注目人物にズームインしていく。


カウンターだからキャラクターが
横並びになっても違和感がない。
これは上手い。
気になった点
ミニゲームについて思うこと
ドリンクを提供した結果、何が起きた?
ドリンクの提供を成功若しくは、失敗した結果、
状況がどう変わっているのかが分かりにくいと
感じました。
それが明確にならないと、ノベルゲームの間に雰囲気を出すためのミニゲームが挟まっているだけになって
しまいます。


新聞紙の記事に、プレイヤーの選択の結果が
分かりやすく反映されていれば良かったと思います。
ドリンク製作が虚しい
ドリンクを製作する際に、3種類の素材を当てることになるのだが、これがめんどくさい。
なぜなら、ベース メイン サブ の枠が設けられているため、組み合わせではなく、順列で回答しなければならない。例えば、コーヒーと抹茶を使うと分かっても、
コーヒー 抹茶 コーヒー
コーヒー コーヒー 抹茶
で違うことになる。
これを虱潰しにしていく作業が手間に感じました。
例えるなら、おみくじを引いてる気分。
回答は組み合わせの方が良かったと思います。


ドリンク制作が失敗すると、選んだ素材の名前が
失敗作として、そのまま表示されます。
せっかく作ったのだから、
わかりやすく失敗したドリンクの名前、イラストだと尚、面白くなったかなと思いました。
ストーリーについて思うこと
中盤あたりから、ストーリーに推進力が無いと感じました。これはカフェのマスターをやるゲームという、
コンセプト上、仕方ないことですが、以下の要因だと
思います。
- 主人公に欲求がない
- 常にお客の話を聞くため、受動的になる
- 各キャラクターの物語が同時進行で動いている
- 物語に制限時間のようなものがない

感想
このゲームのPVを見た時、目新しさを覚えると同時に、確かに期待させられるものがありました。
それはお洒落な雰囲気の大人な世界です。
プレイして、その期待には完璧に答えてくれた作品だということが分かりました。
その結果として、大ヒットに繋がったのではないかと思います。
続編もプレイ予定ですので、どんなパワーアップをしているのか、今から楽しみです。

